「おまえの不幸には、訳がある!」
私、少々あまのじゃくな一面がありまして
素直にひとりさんの本を読んどけばいいのに
せっかくだからと、ビートたけしの不幸と読み合わせ。
食べ物の食べ合わせってありますよね、あんな感じです。
今や世界の北野武化してるので
頭の中の覗いてみたい欲も刺激されまして。
別に不幸と思ってる訳ではありませんよw
感心したのは
彼の引き出しの多さ。
冒頭の20世紀の100人なんて
知識とセンスがなきゃできません。
批判する事は簡単だけど
同じ事やれって言われてもできる人は少ないのではと思います。
驚きと同時に
1番興味をそそられたのは
沖縄の独立を提唱している事。
どれくらい本気かはわからないけど。
沖縄の植民地状況を大筋わかっていて
なんで沖縄の人は独立にいかないんだと。
おもしろく読ませて頂きました。
あと、「父権」について。
父親は中途半端に家にいるより、不在の方がいいのだという主張。
父親は子どもにとって
「社会の窓」である。
精子提供者としての父親は1人でも
父権は分担できると。
例えば父親の友人や近所のおじさんが
代わってしかってあげるとかいう話。
タレント本からも学ぶところがあるのだなと学んだ1冊でした。
おすすめ度★★★
おまえの不幸には、訳がある! (ラッコブックス)
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