2010年04月19日

「おまえの不幸には、訳がある!」



私、少々あまのじゃくな一面がありまして
素直にひとりさんの本を読んどけばいいのに
せっかくだからと、ビートたけしの不幸と読み合わせ。
食べ物の食べ合わせってありますよね、あんな感じです。

今や世界の北野武化してるので
頭の中の覗いてみたい欲も刺激されまして。

別に不幸と思ってる訳ではありませんよw

感心したのは
彼の引き出しの多さ。

冒頭の20世紀の100人なんて
知識とセンスがなきゃできません。
批判する事は簡単だけど
同じ事やれって言われてもできる人は少ないのではと思います。

驚きと同時に
1番興味をそそられたのは
沖縄の独立を提唱している事。
どれくらい本気かはわからないけど。

沖縄の植民地状況を大筋わかっていて
なんで沖縄の人は独立にいかないんだと。

おもしろく読ませて頂きました。

あと、「父権」について。
父親は中途半端に家にいるより、不在の方がいいのだという主張。
父親は子どもにとって
「社会の窓」である。
精子提供者としての父親は1人でも
父権は分担できると。
例えば父親の友人や近所のおじさんが
代わってしかってあげるとかいう話。

タレント本からも学ぶところがあるのだなと学んだ1冊でした。


おすすめ度★★★
おまえの不幸には、訳がある! (ラッコブックス)


同じカテゴリー(番外)の記事
「経験を盗め」
「経験を盗め」(2010-03-02 18:24)


Posted by hkxj at 17:36│Comments(0)番外
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。