2010年04月06日
「日本は危機か」
平和学の父ともいわれるヨハン・ガルトゥングと安斎 育郎の共著。
私はどちらもお世話になった事があるので
説明長くないそうだからはしょります。
ヨハン・ガルトゥング▷
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%B3%E3%82%B0
安斎 育郎▷
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%96%8E%E8%82%B2%E9%83%8E
「日本の危機」的な本は多く世にありますが
これがいいのは
ヨーロッパの知の巨人
(私から言わせればほんとに天才っているんだ!という感じですが)
の問題提起は日本人のそれより客観的です。
申し訳ないですが安斎先生の方はすっ飛ばして読んでもいいと思います。
「経済」「社会」「精神」「教育」の4つの危機について述べられているのですが
この順番がこの本の主張を示しています。
まず危機はないわけではないが煽ってはいけない、
なぜなら日本は集団心理としてネガティブ思考にあるから。
ヨーロッパでいうならイタリアとの共通点がある等
視点がおもしろいと思います。
おすすめ度★★★
日本は危機か
Posted by hkxj at 23:45│Comments(0)
│経済